平成29(2017)年度
活動内容
[ 総会の開催 ]
●第1回総会
日時:平成29年7月5日(水)18:00~20:00
会場:馬場区公民館1)総会議事
①第1号議案 平成28年度の事業報始
②第2号議案 平成28年度の決算報告・監査報告
③第3号議案 平成29年度の事業計画案
④第4号議案 平成29年度の予算案
2)審議内容
第1, 2 号議案の前年度の事業報告及び決算報告を提案、監査報告し、審議の結果、全会一 致にて承認を受けました。また第3、4号議案 の平成29年度の事業計画案及び予算案を提案し、全員一致にて承認を得ました。
3) 報告事項
①天満宮参道における付等の建築基準法緩和への経過報告を行っています。
●第2回総会
日時:平成30年3月19日(月)
会場:太宰府館
内容
1.報告事項 2.協議事項
1)各部会の協議報告
2)新年度の事業計画について協議
[先進地視察研修(北九州市) ]
期日:平成29年10月18日(水)
視察地:福岡県北九州市八幡西区(木屋瀬宿)
内容:住民主導の歴史的景観保全の取組について
木屋瀬(こやのせ)宿は、長崎街道における筑前六宿の1つで、 唐津街道の赤間宿へ分岐する追分宿(おいわけしゅく)の位置にあります。宿場は、東構口から西構口まで約 1.1 kmあり、その中間には代官所、本陣、脇本陣、郡屋、人馬継所などの施設と共に 14、5軒の旅籠(はたご)があったそうです。木屋瀬宿は、西構口跡の保存運動がきっかけとなり、地域主導によるまちづくりの基本方針が作られ、地区内の地権者と「まちなみ協定」を締結し、整備計画書が策定されました。現在は「景観重点整備地区」として条例 に基づいて高さや建物の階層など基準を設定され、修理・修景が行なわれています。 また、須賀神社の祭礼として「木屋瀬祇園(ぎおん)山笠」が毎 年本納されていますが、古い町割りが現在も踏襲されていることから、伝統を守りながら、手作りで催行され、県指定無形民俗文化財の「宿場おどり」は、伝承のため子ども保存会が結成され催行されています。また、筑前六宿の所在の自治体が一堂に会し「筑前六宿サミット」を実施し、情報の交換と課題の検討も行われています。
部会の活動
[ 参道部会 ]
《第1回》
期日:平成29年8月23日(水) 18:00~20:00
会場:馬場区公民館
内容:参道における対応等の緩和への経過と今後の活動について協議を行い、地元関係者への説明会を開催する旨を決定しました。また緩和の条件として、防火訓練の実施の必要性から、関係消防署からの実施方法 の説明を受けました。さらに地元説明会を実施する際にも防火訓練について説明を行う旨の依頼をお願いしています。
《地元説明会》
日時:平成29年9月14日(木) 18:00~19:00
会場:馬場区公民館
内容:参道の個性である対応等のある建物について、 景観重要建造物に指定するための同意に関する説明と、 指定に伴う防火対策の説明を実施しました。参加者は、関係者の総数より少ない状況でありましたが、特に質問もなく、付庇が法的に存続できるならばということでご理解いただけたものと思われます。詳細は、「もんぜんろくちょう(お知らせ8)」を参照ください。
[ 小鳥居小路部会 ]
《第1回》
日時:平成29年8月2日 (水) 18:00~20:00
会場:馬場区公民館
内容 :(仮称)連歌屋交流館整備事業における事業内容の説明及び協議。
会員からは、
① 宰府官を学べる場、地域住民と来訪者の交流の場。
②若者も集える場
③天満宮、周辺文化遺産との回遊性の確保
④やわらかい名称の他設
⑤特産品の発見と情報の発信方法
⑥採算性の問題
等の問題を検討する必要があるのではないかの意見が出されました。今後ワークショップとして地元の大学や商店主、設計業者等の参加を要請し、小鳥居小路の魅力づくりを協議して行きたいと考えています。
《第2回》
日時:平成29年12月13日(水)18:00~19:00
会場:連歌屋区公民館
内容:「(仮称)連歌屋交流館整備事業」の方針の一部変更について部会の了承への説明があった。当初は歴史的建築物を公有化し、その建築物を活用して小鳥居小路の魅力づくりを展開していく方針でしたが、市の諸般の事情により早期の公有化が困難となり、事業方針の転換をせざるを得なくなりました。今後は、交流 館的な役割を他の施設で展開し、小鳥居小路の魅力づくりについて、関係する皆さんと考えていくことになりました。
『ワークショップ (WS)の実施】
第1回 〈小鳥居小路の魅力づくり第2弾〉 WS
日時:平成29年9月27日(水)15:00~17:00
会場:連歌屋区公民館(高田家住宅)
内容:WS には、部会員のほか建築設計者や大学生な どに加わっていただき、歴史的改形成建造物候補の 建物を見学し、交流館的な施設としてどのような活用が考えられるかを抽出しました。内容を集約すると次の4点に集約できます。
①昼夜を問わず多世代が集える場所
②地域伝統を継承する
③①の誘い水とする店舗・施設
④イベントができる場
【第2回WS】
日時:平成30年2月14日 (水)10:00~12:00
会場:連歌屋区公民館
内容:今回は、前回の結果(前述の4点) を報告し、 結果を踏まえて小鳥居小路を歩き、実際を見ながらWS への準備を行いました。
[第3回 WS]
日時:平成30年3月7日 (水)18:00~20:00
会場:馬場区公民館
内容: 小鳥居小路が持つ、魅力や不足部分について意見を出し合い、今後の取組内容について議論を交わしました。